雨にまつわる曲
個人的に雨にまつわる曲を思いつくまま。
7月になって雨続きの天気、グレーの空ばかりだと気が滅入ります。
太田裕美のデビュー曲がピアノの弾き語りの「雨だれ」(1974年)
イントロからまさに「雨だれ」をイメージさせるようなピアノが印象的な曲です。
当時はアイドルっぽいのにピアノを弾きながら唄うのが本格派っぽかったし、コケティッシュで舌っ足らずな唄い方が印象的だった。
その後も太田裕美は名曲「九月の雨」(1977年)も唄ってる。
どちらの曲も作詞は松本隆、作曲は筒美京平、編曲:萩田光雄(雨だれ)。
“雨の色”で真っ先に思い浮かんだのは「みずいろの雨」八神純子(1978年)
原宿の歩道橋を歩いているときに思いついた曲だそうで、作詞は三浦徳子。サンバホイッスルが印象的な曲でした。
長年Voiceトレーニングを続けてこられたので、ハイトーン&クリスタルVoiceは60代になってもそのまま。オリジナルのキーで唄ってます。
雨の日にラジオでかかる曲
我々世代は、大瀧詠一「雨のウエンズデイ」(1982年)
♪ 降る雨は菫色 Tシャツも濡れたまま~
この曲も作詞は松本隆。
気だるそうでちょいタメ感のあるヴォーカル、あんな感じで唄えないですね。
この曲のアレンジは大瀧さんから松任谷正隆の好きにしていいと言われて、イントロを付けたりして本当に好きなようにやってOKが出たと松任谷さんがラジオで話してた記憶があります。イントロのピアノのフレーズが印象的です。
雨の色で例えられてる菫(すみれ)色って紫色ですね。
紫色と言えば「パープルレイン」Prince(1984年)という曲もありましたね。プリンスはよくわかんないのでパス。
よくこんなタイトル思いつくな〜、やっぱり天才。
さて、バイト時代のCBSソニーでは、イタリア男性歌手ガゼボの「I Like Chopin」(1983年)
1983年はOXOといいガゼボといい、個性的な名前のアーティストが多かった。
ガゼボの「I Like Chopin」は直接雨には関係ないけど、日本語カバーの曲名が「雨音はショパンの調べ」が発売になったのでガゼボと雨が重なって記憶された。
日本語の訳詞担当を松任谷由実が担当して、田辺エージェンシーの社長夫人になった小林麻美がアンニュイに唄ってた。
ユーミンと小林麻美は友人だったので、日本語の訳詞を引き受けたんだろう。
それにしても、このPVもジャケットもお色気全開。シーツにくるまり、ベッドの上でクネクネしてキスしてからの凄いカメラ目線!ソバージュという言葉を覚えたのもこの頃。
それにしても、歌詞なんて何言ってるか殆どわからないし、耳に残ったのはサビ最後のア・ハ〜ンだもん。このPVも会議室でみんなと見たと思うけど、恥ずかしすぎたのか記憶に無い。
そんな訳詞に「雨」を使ったユーミンは「雨」を題材にした曲が多く
「雨の街を」1972年
「12月の雨」1974年
「雨のステイション」1975年
「天気雨」1976年
と、荒井由実時代からタイトルに「雨」が付いている曲が多い。
イギリス好きだったのが影響しているのかな?
と思いながら長くなるので、
つづく