1周廻ってコダワリ目線

ある意味、逆にピンポン。

2020年8月8日、今朝の1枚。

 

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8月8日(土) 日本の夏らしい強烈な蒸し暑さで、毎夜寝苦しいですが、本来ならオリンピックも終盤に差し掛かる頃だったこの連休。

 

そんな今朝の1枚は、オリンピックとは何の関係もない、Bob James and Earl KlughOne on One

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紙マッチで『One on One』の二人を表現したジャケットも秀逸。

爽やかに吹く風を感じさせる、なんとなくカリビアンテイストな雰囲気のアルバム。

ローズにストリングス・アレンジにボブ・ジェームス節が全開で、ナイロン弦のアコギにこだわるアール・クルーが弾きまくり、二人のハーモニーが見事に調和した秀逸なアルバム。

 

ボブ・ジェイムスのアルバムは録音の良さに定評があり、LPは私のオーディオチェック用としても使い続けています。特に1曲目の「KARI」はメロディアスな曲と、二人の演奏の素晴らしさに加えて、ドラムのフロアタムの音が少し甘めだが低くチューニングされていてチェック用に使いやすいんです。

イントロからエキゾチックな情緒の漂う旋律の「Mallorca」はLPではB面の1曲目。曲中の転調でピアノソロになって主メロに戻る辺りやロン・カーターのベースの絡み方とか渋いですね。そして、この曲の終わり方から魅惑のリフが印象的な

I'll Never See You Smile Again」への流れが素晴らしい。キラキラしたギターの音色が素敵。そしてエンディングの「Widding River」でもロンさんのベースが冴え渡ります。ギターとベースはこの2曲でチェック。


Bob James, Earl Klugh - Kari (audio)

 


Mallorca - Bob James & Earl Klugh

 


I'll Never See You Smile Again - Bob James & Earl Klugh

 

余談ですが、LPCDを聴き比べるとCDにする時のマスタリングで、若干低域のバランスを厚めにして、スネアドラムとシンバルの位置を少し触ったかな!? という印象。個人的には音質は聴き慣れたLPのバランスの方が好きです。

 

 

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