1周廻ってコダワリ目線

ある意味、逆にピンポン。

2020年11月15日 今朝の1枚

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雲ひとつない超快晴の夜明け。星々が複雑な運行や逆行を終えた中で迎える新月。一粒万倍日も加わり、なんだかおめでたく感じる日。

きょうはの気分はHorace Silver『The Stylings Of Silver』

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ジャケット、PLAYもカッケー アルバム

この時代のBLUE NOTEでは珍しいカラーのジャケット。国連ビル前で撮影され、スーツの着こなしや目線がかっこよく決まってる。

1曲目「No Smokin"」の演奏の疾走感や、1950年代後半のハード・バップ華やかで端切れのいいPLAYがカッケーアルバムだと思う。Trumpetでアート・ファーマー(tp)Tenor Saxophoneでハンク・モブレー(ts)が参加して、難しいテクニックを交えた演奏なのにすごく聴きやすいから好きなアルバム。RVGスタジオ録音というのも好きの要因の一つ。

ザ・スタイリングス・オブ・シルヴァー

ザ・スタイリングス・オブ・シルヴァー

 

いいことの探し方、つくり方

毎朝、天気のいい日は朝陽を眺めながら「今日もいい1日だといいな」と思いながら、日記のように陽の出写真の投稿を始めて数年。

糸井重里さんのコメントに思わず膝を打った。

そう、こういう気分なんです。

●1日、どんないいことがあったか。無理にでも探して手帳に書く。

●だんだん いいことの探し方がじょうずになる

●そして、いいことのつくり方がわかってくる

朝陽も日によって表情が違うし、雲の形もバラバラ。構図も気になるし、タイムラプスで撮ってみたくもなる。街で見かける花も様々だし、今日の気分で選んだ食べ物も少しでも綺麗に・美味しそうにと、なにか心に残る綺麗な瞬間を収めておきたくなった。

視野が広がったとでもいうのか、前には見えてなかったものが見えてきている気がする。

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 若い頃は競争相手か仲間かを区別するのに、キョロキョロと左右を見ていただけだったんじゃないかな。

余裕のない時には見つけられなかったというか、見ても写真を撮ろうとは思えない風景だが、年寄に近づいているからかもしれないが、空を見て雲を見て、樹々の葉の色づきに敏感になり、街なかの玄関先に咲く花に興味を持ち、若い頃に比べ視線が上下に広がりキョロキョロする頻度は随分と少なくなった。

 

このアルバムの「My One And Only Love」を聴くと、なんと優しく寄り添ったPLAYなんだろうと思う。こんな風な穏やかなセッションの方が憧れるし、好きになってきた還暦直前。


My One And Only Love (Rudy Van Gelder/24Bit Mastering/Digital Remaster/1999)

 

糸井さんとは昔少しばかりお仕事を一緒にさせてもらい、その時はまだ痩せていたので「栗山」とあだ名を付けてもらってました。さすが名コピーライター上手いこと言いはる。

 

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