1周廻ってコダワリ目線

ある意味、逆にピンポン。

2021年1月10日 今日の1枚

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2021年、今年の初縁は寂しい十日戎になりました。

コロナ禍が当たり前の用語になりましたが、去年の春まで「禍」なんていう言葉を使ったことはなかった。

「禍」は「か」と読み「災い」や「災難」「不幸なできごと」を意味する言葉だけど、最初は読み方もわからず「渦(うず)」? とか適当に、雰囲気でわかったような顔して誤魔化してた。

まだまだ「禍」をたくさん見せられそうな年になりそうですが、耳の方は少しでもポジティブな音を聴きたいものです。

新しい船出に、相応しいアルバム。

昨年末に珍しいグレート・コンジャンクションを迎え、時代が風の時代に移ったと言われ、籠る事を推奨されるような状況なので、iTunesに貯め込んだアルバムの中から心機一転を告げるような1枚を探してみた。

曲調が明るめのものや、音圧が高く無理から元気になりそうなのとか、色々と候補もあったけど結局、選んだのは

Art Blakey & The Jazz Messengers『Moanin'』 1958年10月30日

モーニン+2

モーニン+2

 

このジャケットは決して好きではないけど、1曲めの「Moanin'」の印象的なフレーズが実にキャッチーで、新しい勢いというか覇氣を感じる。鼻歌で歌えるようなJAZZのフレーズって、なかなか無いと思う。

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曲が進み「Blues March」ではアート・ブレイキーのドラミングがイントロからフィーチャーされ、いい事に向かっていくマーチっぽく聴けるきがして。

この曲がこの1枚にする決め手になった。


Art Blakey & the Jazz Messengers - Blues March

 

 

 

窓から見える青空を見ながら、ちょっと大きめの音で聴くアルバム「Moanin'」で少しでも気分を明るくしてみては。

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