10月15日 今朝の1枚
今朝は爽やかな秋晴れの朝に、少し大きい音で心地いいアルバムを聴いている。
ジョージ・ベンソンが発掘したギタリスト
マーク・ホイットフィールドは、いわいる「ベンソン チルドレン」と呼ばれたギタリストで1990年、ジョージ・ベンソンの後押しでデビューすることになった。
『Mark Whitfield』Mark Whitfield 1992〜93 NY録音
「おしゃれ音楽」の伝説のプロデューサー トミー・リピューマが手掛けたデビューアルバム
ウェス・モンゴメリー、ジョージ・ベンソンにつながる本格的なジャズギタリストとして期待されてデビュー。若干24歳、プレイはオーソドックスで洗練されていて、音色もきれい。
最初に出会ったアルバムは
Debut Album『The Marksman』1989年NY 録音
このアルバムはプロデューサーが、あのトミー・リピューマなので洗練されたサウンドで、GroovyだけれどSmoothで正統派なプレイが印象的。さすがベンソン チルドレン。
コテコテ感が少ないので聴きやすく、あちこちにベンソン風のフレーズがチラホラ。
ジャケットもカッコイイ。
トミー・リピューマの手掛ける音楽はジャズ〜ロック、ソウル ラテンやボサノバまでと幅広く、アーティストのオリジナリティを生かしながら洗練されたサウンドにする手腕が凄かった。
1976年ジョージ・ベンソン『BREEZIN'』で初のグラミー賞を受賞。
生涯でグラミー賞のノミネートは30回を超え5回も受賞。
CDではなかなか見つからないが、Spotifyで検索すればすぐに聴ける
『Mark Whitfield』は3作目のアルバムで、Spotifyでかけてみたら気分にピタッときた。
ほかにも『SONG FOR WONDER』というアルバムは、タイトル通り全曲スティービー・ワンダーの作品ばかりで構成。
スティービー・ワンダーの楽曲はJAZZに限らず色んなジャンルの人たちがカバーする名曲が多い。後年バカラックに肩を並べるような作曲家として語られる時代が来るはず。
このアルバムはすでに廃盤になっているようだが、Spotifyで気軽に聴ける。
配信ではミュージシャンへの還元が難しいという問題はあるが、ユーザーとしては便利な時代に感謝。
もうCDはよほどのことがないと買わないようになってきた。
『SONG FOR WONDER』
このジャケット写真もカッコイイ。
真っ赤なフルアコギターと白いシャツ。
きょうはマーク・ホイットフィールドを聴く日にする。