1周廻ってコダワリ目線

ある意味、逆にピンポン。

邦楽

45年前に発売された名曲2つ

2023年に入り24節気の立春・雨水を過ぎてもまだ寒い日がグズグズと続いてます。 長期予報通り今年は寒い冬だったようです。 2月23日の天皇誕生日も、まだ今ひとつ馴染めない。昭和のオッサンにとっては天皇誕生日は4月29日で覚えてたし、12月23日にようやく…

2021年6月27日 今朝の1枚

台風5合のせいで梅雨空が戻ってしまった朝、本当はスカッとした青空の下で聴きたいアルバムだけど、ジメッとした気分を上げるにも今日はこのアルバムにする。 『CALIFORNIA SHOWER』渡辺貞夫 1978年3月 LAレコーディング カリフォルニア・シャワー アーティ…

メディアの隆盛

映画全盛時代から衰退傾向にあった1960年代後半、各局で毎日GP帯に映画が放送されていた。テレビではドラマ以外にも音楽、コメディ、クイズ、アニメ、紀行,ソフトなお色気番組など沢山のジャンルを見ることができ、スターの日常など素顔が見れる番組なども…

YouTubeらしい映像にひと言

この時期になるとバブルの頃からお決まりのように流れてくるこの名曲。社会人になりたてで、東京に転勤した頃に始まったCM。出張帰りの東京駅はまさにこんな感じだった。この頃のCMは映像も曲もPowerがあって、世間の空気を引っ張って行ってた。 この曲の逸…

2020年10月18日 今朝の1枚

昨日はシトシトと1日中冷たい雨が降り、今朝は晴れましたが気温がグッと下がって11℃。5〜6℃一気に下がると体がついていきませんね。 そんなキリッと冷えた朝に、今朝はこのアルバムを。 増尾好秋『Good Morning』1979年 グッド・モーニング アーティスト:増…

二人の作曲職人

駅に向かう途中、キンモクセイの甘い香りがしてきて、いよいよ秋の到来を感じました。 10月7日に亡くなった作曲家、筒美京平さん(享年80)の追悼特別番組「HIT SONG MAKERS ~栄光のJ-POP伝説 」が、24日正午からBSフジで放送されま…

ノスタル爺の話#5

「悲しい色やね」にまつわる想い出話 FBに上田正樹「悲しい色やね」が上がってた。 懐かしい、エエ曲、声がシブい、とか色々とコメントが寄せられていた。ちょうどギョウカイでバイトを始めた頃のヒット曲、曲にまつわる想い出が蘇ってきた。 昔はサンタナの…

ノスタル爺の話 #4

1984年といえば、エリマキトカゲが話題なっていたバブル前夜。 CBSソニーの四ツ橋の営業所には、キャンペーン中のアーティストがちょくちょく立ち寄り、夜のラジオ・ゲストまでを宣伝部のデスク廻りで雑談していた。 営業所にREBECCAがやってきた FITZBEATレ…

2020年8月16日、今朝の1枚

今年のお盆も酷暑続きで、40℃近い気温にクラクラしてます。クラクラついでに今回もTHE SQUAREのアルバムをもう1枚。 THE SQUARE の3rd『MAKE ME A STAR』1979年の作品 これは、その~・・・・・・・・・・・・ 人生初のジャケ買いアルバム。 THE SQUAREのデビュー盤『LUC…

8月1日は、阿久悠さんの命日。

8月1日は2007年に阿久悠さんが逝去された日なんですね。 阿久悠さんと言えば1回も直接お会いできずでしたが、ひょっとしたらスタジオに来られるかもという事がありました。 この曲のレコーディングの時のことです。 1998年4月発売の「月の盃」 作詞:阿久悠…

ラジオで聞いた「帰れない二人」の制作秘話。

51日続いた梅雨もようやく明けて。 ちょっと季節外れだが、想い出しついでに名曲誕生について。 忌野清志郎がラジオで「帰れない二人」の元曲について、話しをしてたのを聞いたことがある。自伝の「GOTTA! 』で述べている内容ともほぼ一緒なので、間違いな…

リスペクトのある、おフザケ感。

奥田民生について、たまたまラジオで流れてたインタビューを聞き、近年はネット上を中心にした活動をしているのを知り、そう言えばアーティストの核心を突く文章を書く音楽評論家・小貫信昭さんの本「歌のなかの言葉の魔法」というの中でも触れられてたのを…

リスペクト付きのパロディ

昔話ばかりしてるのも何なので、最近の話しもチョコチョコと。 力の抜けたオフザケ感 6月末にTOKYO FMの番組で、奥田民生がチョット恥ずかしげに、「ハクション大魔王の新しいテーマ曲」についてユーモアを交えて語ってた。50年ぶりに復活するアニメの新しい…

雨にまつわる曲 #2

「雨」を題材にした曲が多いのは、イギリス好きが影響 !? 「雨の街を」1972年 「12月の雨」1974年 「雨のステイション」1975年 「天気雨」1976年 と、荒井由実 時代からタイトルに「雨」が付いている曲が多い。 その中でも、初期作品の「雨の街を」は、改め…

雨にまつわる曲

個人的に雨にまつわる曲を思いつくまま。 7月になって雨続きの天気、グレーの空ばかりだと気が滅入ります。 太田裕美のデビュー曲がピアノの弾き語りの「雨だれ」(1974年) イントロからまさに「雨だれ」をイメージさせるようなピアノが印象的な曲です。 …

ノスタル爺の話 #3

尾崎豊のデビュー 1983年の年末と言えば、想い出されるのは尾崎豊。シングル「15の夜」とアルバム『十七歳の地図』で高校在学中にデビューした。 この頃のアルバムに共通してるのは、出来の良いのも・悪いのもあるけど帯にキャッチコピーが書かれてること。 …

ノスタル爺の話 #2

時間(とき)の進み方は人それぞれ。 振り返ると私にとっては20歳前後、音楽業界でのバイト時代が一番「時間の進み方」が濃密だったと思う。 人が成長する時って、“ボールが止まって見えた”川上哲治のように景色が違って見えるんだと思う、知らんけど。 ボク…

音楽は鑑賞せずに聴き流す時代

僕の育ってきた時代は、小学校の高学年でスーパーカー・ブームが到来。フェラーリやランボルギーニという言葉を覚え、中学〜高校時代にはオーディオ・ブームの洗礼を受け、オーディオ好きが講じて電気街の日本橋のオーディオ専門店で週末バイトを始めた高校…

ノスタル爺の話 #1

いま音楽ソフトを買おうと思ったら、ショップとしてはTOWERレコードかディスクユニオン、紀伊國屋書店や家電量販店の中にあるくらいで、あとは中古店しか選択肢はありませんが、昭和の時代は個性的なショップが街ナカに沢山ありました。 レコード選びは、店…

バブル直前の会議室には、ギョウカイの空気が充満していた。

CBSソニーでバイトを始めてから、営業所の会議室で出来たてホヤホヤの色んなPVやCMを観た。 この時ばかりは会議室にギョウカイの空気が充満してた気がする。 なぜかバイトも出席していた「朝礼」終わりに、遠方にセールスに行く人以外の人がドヤドヤと会議室…

LP盤に刻まれる職人の証

超豪華な店頭用サンプルLP さて、今回はマニアックな話。 1980年代のCBSソニーでは拡売用のサンプル盤を作ってレコード店に配っていた。写真のサンプル盤は1982年に配られた2枚組からなる豪華な「CBSソニーベストセラーアルバム」。 さすが世界のSONY傘下の…

映画「フラッシュダンス」

煌びやかな世界に隅っこの方で、関われている気がしてた。 「フラッシュダンス」の試写会にも誘ってもらったアルバイト学生。 御堂会館へ観に行ったのかなぁ? その辺りの記憶は曖昧。 浮世離れしたサクセス・ストーリーだなぁと思って観てた記憶はある。 映…

名前のクセが強すぎないか、知らんけど。

1983年(昭和58年)は、ヒット曲の当たり年!? バイトに明け暮れる1983年、今から思うとこの時代はヒット曲がすごい勢いで生まれてた時代だった。 バイト先のCBSソニーではBilly Joelが「Tell Her About It」「Uptown Girl」をヒットさせ、 アイリーン・キャラ…

昭和50年代、一世を風靡したフュージョン・ジャズ。

CBSソニーのアルバイトの話はチョット置いといて、少し横道にそれます。 部屋のLPをガサゴソしていたら色々と想い出したので。 昭和50年代、クロスオーバーという音楽ジャンルを聴いていた。 1970年代後半~80年代前半の音楽界はとても多岐に渡っていて、JAZ…

ギョウカイでバイトを始めた。

1981年に大学に入学したことで、ニノミヤ無線で週末にやってたLUXMANのヘルパーのバイトも終了。 そのあとは、オーディオの先生が始めた事業の手伝いなんかもした後、1982年の年末にアルバイト雑誌で偶然見つけたレコード会社・CBSソニー大阪営業所のバイト…