2021年3月7日 今朝の1枚
三寒四温、よく言ったもので初夏らしい日もあるし、一気に寒くなったり 体調管理が難しい時期です。
そんな中、花は春を先取りして早くも満開になっている樹もあります。
64年前の19歳、貫禄の演奏が聴ける。
JAZZのトランペットというと、アイドルのようなルックスと歌声もカッコよかったチェット・ベイカー、ミュートを効かせたCOOLな演奏の帝王マイルス・デイビス、機関銃のようなパンチのある演奏のディジー・ガレスピー、優しい音色のアート・ファーマーなど色々なスタイルがあるが、春の陽射しに似合いそうなストレートな演奏が清々しいリー・モーガンの1枚。
LEE MORGAN『CANDY』1957年11月、1958年2月 RVG stで録音
ナット・キング・コールのバラードを少しアップテンポにアレンジした「CANDY」から始まり、19歳がプレイしているとは思えないみずみずしく、ウキウキさせてくれる ごきげんな演奏が全編を通して聴ける。まさに神童とはこういう人のことをいうのだと思い知らされるアルバムだ。
JAZZは難しくて よくわからないという人にこそ聴いてもらいたい。
ジャケット写真も素晴らしい。
Amazon Prime会員なら特典でストリーミングで聴けるし、MP3ならアルバムを300円で購入できます。