1周廻ってコダワリ目線

ある意味、逆にピンポン。

洋楽

2021年2月14日 今朝の1枚

今朝の1枚は、聴いたことはなくても、ジャケットは見たことがあるというアルバム 『Cool Struttin'』Sonny Clark 1958年1月5日 NY録音 ひと目でNYの街だとわかるクールで、これぞJAZZというカッコいいジャケットが印象的。 タイトルのStrutが「気取って歩く…

2021年2月7日 今朝の1枚

1年で一番寒くなる立春のころ、生まれた年の昭和38年は「三八豪雪」と言われた大雪が降った年だったそうで、大阪府下でも水道管が凍り破裂したので、雪を風呂桶に入れて水にしようとしたりとか大変だったと聞かされました。 今朝の大阪は快晴で気温も6度あり…

2021年1月31日 今日の1枚

年が明けたと思ってたらアッという間に1月も終わり。 まもなく孫と1日違いの誕生日を迎えます。 そんな1月最後の日曜日は、みんなで聴けそうなスタンダード集にしました。 THE SUPER JAZZ TRIO『THE STANDARD』 ザ・スタンダード(期間生産限定盤) アーティス…

メディアの隆盛

映画全盛時代から衰退傾向にあった1960年代後半、各局で毎日GP帯に映画が放送されていた。テレビではドラマ以外にも音楽、コメディ、クイズ、アニメ、紀行,ソフトなお色気番組など沢山のジャンルを見ることができ、スターの日常など素顔が見れる番組なども…

2021年1月10日 今日の1枚

2021年、今年の初縁は寂しい十日戎になりました。 コロナ禍が当たり前の用語になりましたが、去年の春まで「禍」なんていう言葉を使ったことはなかった。 「禍」は「か」と読み「災い」や「災難」「不幸なできごと」を意味する言葉だけど、最初は読み方もわ…

2020年12月20日 今朝の1枚

明日は400年振りに木星と土星が会合するグレート・コンジャクション。 いつもならクリスマスソングが響いている時期だけど、賑やかな街中にも近づかず、静かになるべく人に会わずに過ごす日々。 こんなときには刺激的な音のない、響きの豊かなアルバムを聴き…

2020年12月13日 今朝の1枚

ほんとうに明るい話題の少ない師走。 予報では、明日からは寒波の襲来だそうで、背中が丸まらないように、なるべく空を見るようにしている。 そんな時に聴くのは小難しさや堅苦しさのない、安心して聴けるスイングするジャズ。 心温かくなるクラリネットの音…

2020年12月6日 今朝の1枚

師走に入り、例年だとX’masソングがあちこちから聴こえてきて、何かワクワクした気分にさせられる時期だが、今年は自粛ムード全開で静かな師走になりそうだ。 今年も4年前に大神神社でもらってきたマンリョウに真っ赤な実がたくさんついた。 今朝の1枚は、…

2020年11月29日 今朝の1枚

キリッと冷えた空気が気持ちのいい師走前の日曜日。 今朝の1枚は、1枚と言いながら2枚組のアルバム、結構レアなアルバムを手に入れたのでコレにします。 『SAX LEGENDS』V.A 1993年のリリースで、当時は売れなかったのか、すぐ廃盤になったよう。 コレとは違…

2020年11月22日 今朝の1枚

きょうも雲ひとつない超快晴の夜明け、明けの明星が陽の出前の東の空にキラッと光ってます。 この空を見ながら思い出したのがこのアルバムでした。 Pharoah Sanders『Journey To The One 』 今朝見たマジックアワーのようなジャケットのグラデーション。 JOU…

2020年11月15日 今朝の1枚

雲ひとつない超快晴の夜明け。星々が複雑な運行や逆行を終えた中で迎える新月。一粒万倍日も加わり、なんだかおめでたく感じる日。 きょうはの気分はHorace Silver『The Stylings Of Silver』 ジャケット、PLAYもカッケー アルバム この時代のBLUE NOTEでは…

2020年11月8日 今朝の1枚

目覚めたときは少し先も見えないくらい真っ白な世界だったのが、陽の出とともに靄が晴れ、どんどん青空が広がってきた。 まさしくこんな日にピッタリだと思ったのが、Miles DavisとGil Evansのコラボレーション・アルバム第1段 『Miles Ahead』 ジャズの帝王…

2020年11月7日、雨が上がりの立冬 休日の1枚。

いよいよ立冬、どんどん陽が沈む時間も早くなり16時台に。 明け方からシトシト降っていた雨も上がり、何を聴こうかと思いながらiTunesのフォルダを見ていて、最近手に入れたこのアルバムをPLAY。 ブレイク前のビル・エヴァンスの演奏が聴けるアルバム タッチ…

2020年10月18日 今朝の1枚

昨日はシトシトと1日中冷たい雨が降り、今朝は晴れましたが気温がグッと下がって11℃。5〜6℃一気に下がると体がついていきませんね。 そんなキリッと冷えた朝に、今朝はこのアルバムを。 増尾好秋『Good Morning』1979年 グッド・モーニング アーティスト:増…

街の中の公開放送、NYと何が違うのか・・・。

コロナ禍で海外は遠くなりました。 ハワイは街ナカに人が居ない映像が送られてきてるし、どんどんお店が締まってるという悲しい情報が流れてきてます。少しだけ規制も緩和になりつつありそうですが、まだまだ時間がかかりそうです。 懐の深い街と人々 2012年…

2020年10月4日 今朝の1枚

今日は少し曇ってますが、今週は自分的には珍しいジャンルから。 最近知ったダニー・オキーフ(Danny O'Keefe)の『O'Keefe』 古き良きアメリカの風景 昨日BSで古いアメリカの風景をカラーに再生した番組をやっていた。まだまだ農業大国だった頃のアメリカか…

NYでロックとジャズの融合、CD化第1号アルバム。

LPから新しいメディア「CD]に移行する時に、一番最初にCD化してリリースされたのが洋楽ではビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』 (邦楽では大瀧詠一『A LONG VACATION』) オーディオ好きにとっては、特別の思いがあるミュージシャン。 『ニューヨーク52番…

2020年9月20日 今朝の1枚

本当は秋晴れの天気で聴きたかったところですが、今週は『Cool Struttin'』と並ぶ美脚ジャケット『This Is Pat Moran』 夭折の天才スコット・ラファロの「歌う」ベースラインを堪能! 女性ピアニスト パット・モランが無名時代のスコット・ラファロを起用し…

9月15日、ビル・エヴァンスの命日。

ビル・エヴァンスが今年、没後40年を迎える。 ビル・エヴァンスこと ウィリアム・ジョン・エヴァンス(William John Evans)は、アメリカニュージャージー州のプレインフィールド生まれ。1980年9月15日没、51歳でした。。 幼少でクラシックを学び、10代に…

2020年9月6日 今朝の1枚

猛烈な台風10号が九州に接近している朝。昨日の夜は遠くで雷が鳴り、今朝は風に混じって電車の音が聴こえてきます。 起きたてに聴く音が、気持ちいいことに気づく。 最近、起きたてに聴く音が気持ちいいというか良く聴こえるんです。気のせいかな?と思った…

リズム感。

リズム感の合う人、合わない人。 リズムといえば、いろんな意味でのリズム感が合わない人とはご遠慮したい。とにかく疲れるのだ。 生活のリズム、食事のリズム、ゴルフでもリズムの合う人と回ると楽しいし、リズム感が違う人と回るのは疲れる。 僕は車のブレ…

2020年8月9日、今朝の1枚。

8月9日(日) 全米プロゴルフ選手権を観ていると、鉛色の雲の下で結構寒そうにしてる。コースのカリフォルニア・TPCハーディングパークの気温は17℃。 日本の蒸し暑さとセミの大合唱でで辟易しているので、少し肌寒いくらいが羨ましく映る。 今朝の1枚は、Stan …

2020年8月8日、今朝の1枚。

8月8日(土) 日本の夏らしい強烈な蒸し暑さで、毎夜寝苦しいですが、本来ならオリンピックも終盤に差し掛かる頃だったこの連休。 そんな今朝の1枚は、オリンピックとは何の関係もない、Bob James and Earl Klugh『One on One』 紙マッチで『One on One』の二…

2020年8月2日、今朝の1枚。

梅雨が明けた8月最初の日曜日。 陽の出前 金色に輝く雲。 赤く染まった雲。 今朝の1枚は、Stan Getz & Luiz Bonfá『Jazz Samba Encore!』 夏といえばボサノバ・ジャズ! 誕生日の3日後 1963年2月8日 ニューヨーク録音。 ジャズ・サンバ・アンコール アーティ…

雨にまつわる曲

個人的に雨にまつわる曲を思いつくまま。 7月になって雨続きの天気、グレーの空ばかりだと気が滅入ります。 太田裕美のデビュー曲がピアノの弾き語りの「雨だれ」(1974年) イントロからまさに「雨だれ」をイメージさせるようなピアノが印象的な曲です。 …

ノスタル爺の話 #2

時間(とき)の進み方は人それぞれ。 振り返ると私にとっては20歳前後、音楽業界でのバイト時代が一番「時間の進み方」が濃密だったと思う。 人が成長する時って、“ボールが止まって見えた”川上哲治のように景色が違って見えるんだと思う、知らんけど。 ボク…

音楽は鑑賞せずに聴き流す時代

僕の育ってきた時代は、小学校の高学年でスーパーカー・ブームが到来。フェラーリやランボルギーニという言葉を覚え、中学〜高校時代にはオーディオ・ブームの洗礼を受け、オーディオ好きが講じて電気街の日本橋のオーディオ専門店で週末バイトを始めた高校…

ノスタル爺の話 #1

いま音楽ソフトを買おうと思ったら、ショップとしてはTOWERレコードかディスクユニオン、紀伊國屋書店や家電量販店の中にあるくらいで、あとは中古店しか選択肢はありませんが、昭和の時代は個性的なショップが街ナカに沢山ありました。 レコード選びは、店…

初めてワム!を聴いたのは、1983年の初夏だった。

7月になりました。この季節になると想い出すのがWham! ワム! 「!」までが名前で、モノが「ボーン!」とぶつかる音という意味だそう。 ギリシャ系二世のジョージ・マイケルとエジプト系二世のアンドリュー・リッジリーのデュオ。 この当時で20歳、12歳からの…

ハービー・ハンコック「ROCKIT」イカれろ!

JAZZ界にとどまらず、音楽界に大きな影響力を持っている大御所ハービー・ハンコック。 名盤『処女航海』ーMaiden Voyageー 個人的にハービー・ハンコックは、フレディ・ハバートがトランペット、テナーサックスはジョージ・コールマン、リズム隊はドラムスが…